信州安曇野わさび祭り花火大会


長野県穂高町 2002/8/3 20:00~ お薦め度:3 場所取り困難度:1 渋滞度:1


先週の四賀村の花火に続く、さーっと行って、花火を見て、さーっと引き上げてくる花火観覧第2弾です。

ここで、改めて書くほどの事ではないですが、

【花火撮影に限らず、写真を撮りにいく為の基本中の基本】
・カメラ、レンズがちゃんと動作するかチェックしてから出かける
・ちょっと余分にフィルムを持っていく
最低このくらいの準備はして、撮影にでかけないとねぇ。わかっていたのに・・・・

今回、花火が揚がる穂高町は、人口32,000人ほどの町で、安曇野の中心的な町です。穂高神社、わさび畑、美術館、道祖神等、観光スポットも多く、温泉も楽しめます。詳しくは、穂高町役場まで。

今夜の花火は、信州安曇野わさび祭りの前夜祭として打ちあがります。

わさび畑 打ち上げ場所 道祖神

(PM)
先週花火撮影に行ったばかりなので、細かなチェックはせず、カメラケースを持ってそのまま出発です。今日も子連れで観覧です。打ち上げ場所までは、我が家からは20分程です。

車は順調に流れ、7時20分打ち上げ現場に到着です。夏と冬に打ちあがる穂高の花火も今回で4回目です。風向きを考え、打ち上げ場所の北西の田んぼの中から撮影する事にします。田んぼ道を進むと、1組の先客がいるだけで、あとは一面田園風景です。道の端に車を寄せて停め、撮影の準備をします。打ち上げは川の中州で行われるので、ここからは見えませんが、大体300mほどの距離だと思われます。打ち上げ場所に近い冨田橋では消防車の赤灯が見えます。10分程でカメラのセッティングを終え周りを見渡すと、あっという間に田んぼ道の片側は花火観覧の車でいっぱいになっています。軽トラックで乗りつけた隣のおじさんは、「荷台に寝転がって見るのが最高だよ」と早くも準備万端です。打ち上げ15分前、始まりを知らせるかのように、3発牡丹が打ちあがります。ファインダーを覗くと、このレンズでは入りきらないので、広角寄りのレンズに交換です。この広角レンズは、久しぶりの使用です。そう久しぶりなのです・・・・

もうすぐ開始になる頃、打ち上げ場所付近から音楽が流れていました。でもその音楽は、私の意識とは別世界であって、なんでこの場所で音楽が?とか、なんでスピーカーが設置されているの?とは、全く考えもしませんでした。

(PM)
ここ穂高の花火の打ち上げの担当は、伊那火工堀内煙火店さんです。松本安曇野地域では、ほとんどが松本の業者が担当している為、他の業者の花火が見れる貴重な大会です。花火撮影を始めた3年前、三重県伊勢市で見た、この業者のスターマインの素晴らしいに感動して、それ以来お気に入りの煙火店なのです。

本日は、風速1~2mの心地よい風が吹き、撮影場所も風上に位置しています。この条件は簡単そうですが、恵まれる事は少なく、久しぶりに「完璧」な条件での撮影です

打ち上げはスターマインから開始です。1枚目、レリーズを押すと、数秒してから、シャッターが下ります。ん?なんだ。なんか調子悪いぞ。もう1枚撮影してみても、やっぱりレリーズを押してから数秒してから、シャッターが下ります。あわてて、カメラとレンズの設定を確認しますが、全く問題ありません。もう一度、動作を確認しながらレリーズを押すと、なにやら、AFが効いている様子花火を撮影するときは、マニアルモードですべて人間まかせなので、カメラが勝手に動く事はありません。何度か設定を確認したのですが、やっぱり問題なしです。花火は次々と打ちあがるのですが、思うように撮れません。仕方なく元のレンズに交換すると、やっと正常に戻ります。このレンズでは大きめの花火はフレームアウトしてしまいますが、仕方ありません。やっと冷静に自分のペースで撮影が出来るようになったのは、打ち上げが始まって15分くらい経過した頃です。

【基本1】
カメラとレンズの調子は必ず確認してから撮影に挑む

さて打ち上げは、最初にスターマインに上がり、その後は暫く単発が続きます。2年前の夏に観覧した時は、1発1発の間が非常に長かったのですが、今回はテンポ良く揚がります。最大5号(だっと思うのですが、もうちょっと大きいような気もしました)ですが、しっかりの芯の入った割り物や冠菊が揚がり、なによりも、変化や消え際の切れが素晴らしいです。8時25分、打ち上げも終了に近づき、最後のスターマインを待ちます。ここ穂高の花火のエンディングは、時間こそ長くはないですが、思わず拍手が出るほどのスターマインを最後に見せてくれます。
そして、どどど~んと、一斉に冠・冠・冠の連打、連打。素晴らしい・・・・素晴らしいんですが、いつも何箇所か同時に打ちあがるのに、今回は一箇所しか使っていません。。。最後にドドドっとくるかと、フィルム1枚残して待ちましたが、ここで終了です。それでも周りで見ていた人たちは、満足気に帰路へとつきます。フィルムが一枚だけ残ってしまったので、子連れのmooraの姿でも撮ろうかと、カメラのモードを切り替えて、三脚の高さを調節して、車のライトが逆光になるから、ちょっと待ったりと、打ち上げ終了から、3,4分はたったでしょうか。「ハイチーズ」と言おうとした瞬間、打ち上げ場所方向から、スターウォーズのテーマ曲が流れてきました。ん?と思った瞬間、真っ暗だった田園が再び明るくなり、斜めにトラが次々と打ち出されています。なに?ん? まだあるの? 慌ててカメラの向きなおします。その打ち上げは、明らかに音楽とシンクロしています。おぉ、お祭り花火にメロディースターマイン!周りの観客も、半分くらいはすでに引き上げてしまい、残っていた人たちも、え!まだ終わってないの、とびっくり顔です。中には、携帯で、「帰ろうと思ってたら、また始まった!」と連絡している人もいます。

さぁ、撮影続行! でも、すでにフィルムは残り1枚。予備のフィルムも持ってきていません。私の横で、同じように面食らったmooraですが、私はまだフィルム残っているよといいながら、撮影中です。こうなったら、最後に賭けるしかないと判断し暫く観覧する事に。シンクロ具合は素晴らしく、なかなかのテンポです。そして、いよいよ、本日、本当のエンディングへ。今度は3箇所同時に打ち上がります。貴重な最後の1枚を、ここだというタイミングでレリーズを押し、あともう数発だけ入れたいと粘ったとき、これでどうだ!と言わんばかりの、大量の打ち上げでエンディングを向かえました。

【基本2】
フィルムは、必ず余分に持っていく

いやぁ、素晴らしいかったです。このご時世、協賛金集めにも苦労したと思いますが、その限られた予算の中で、最大限の努力をしてもらったのだと思います。ここ穂高町の商工会青年部のメンバーは、打ち上げ従事者の免許を取得しているほど、花火には愛着をもっている人たちです。そんな方たちが運営する花火大会は、たとえお祭りの花火だとしても、素晴らしいものができるのだと感心しながら、帰路につきました。
渋滞というほどの混雑もなく、家に到着し調子の悪かったレンズのAFとマニュアルのスイッチをカチカチと切り替えると、全く問題無く動作し始めましたとさ。

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