サマーナイト・ファイヤー・フェスティバル


長野県諏訪市 2004/9/5 20:15~ お薦め度:3 場所取り困難度:1 渋滞度:1


今年の諏訪湖での花火大会は、

8月15日 諏訪湖上祭 → 風弱く煙停滞

9月 4日 新作花火 → 風弱く煙停滞、雲低く天候雨

と、残念なコンディションでの開催となってしまいました。
新作花火は、本HP開設以来、毎年欠かさず行っていた花火大会だったのですが、いっこうに良くならない天候に、泣く泣くテレビ観覧としました

この「湖上祭」「新作花火」以外の日は、8月1日から毎日「サマーナイト ファイヤー フェスティバル」と銘打って花火が打ち上がっていたのですが、本日はその最終日となります。普段は20分程度の打ち上げですが、今日は45分、3000発の打ち上げがあります。水上スターマインも数は少ないですが用意されているようです。

しかし、本日の天気予報は雨。また駄目かと思っていたのですが。。。

(PM)
最近、天候確認でよく使っている気象庁HPの降水量予想分布図を、朝からずっと確認していると、今降っている雨は夕方には止む予報が出ました。思わぬ好転予想に、雨上がり後は無風かも?という心配を抱えつつ、駄目もとで向かう事にします。

(PM)
諏訪湖畔に到着し、間欠泉側から石彫公園に向かって歩いてみます。間欠泉横の足湯は相変わらずの人気ぶりで沢山の観光客がいますが、湖畔で花火の場所取りをしている様子は全くありません。普段の日曜日の夕方となんら変わらない感じです。

野外音楽堂では、今日の花火打ち上げの前に行われる「御諏訪太鼓、大江戸助六太鼓の共演」のリハーサル中です。総勢50人以上はいるでしょうか。リハーサルとはいえ、迫力はかなりのものです。 湖上の打ち上げ台では、雨避けのテントが設営され準備が行われています。目をよ~く凝らすと、水上スターマインの玉が初島寄りの部分にだけ設置されているのが見えます。

関係者に話を聞くと、野外音楽堂周辺はホテル宿泊者などの桟敷席にしているため、一般は入れないそうです。しかし残りはすべてフリーなので、撮影場所に困ることはなさそうです。
音楽堂を越え石彫公園の端まで行ってみるのですが、これは場所取りかな?と思われるシートを3枚ほど確認できただけです。

(PM)
Gocho夫妻と合流です。Gocho夫妻は昨日の新作花火にも来ていたので様子を聞くと、やはり私がテレビで見ていたのと同じ状況で、玉によってはテレビ中継で見られなかったものが見えた時もあったという程度で、全般的にコンディションは良くなかったそうです。


(PM)
綺麗な夕焼けで出てきました。雨は持ち堪えてくれそうなので、あとは良い風が吹いてくれる事を祈ります

(PM)
打ち上げギリギリまで風向きを確認してから撮影場所を決めようという事で休憩していると、グラグラと地面が揺れ出しました。30秒ほど横揺れが続きやっとおさまります。(紀伊半島沖で起きた地震で、諏訪は震度3でした。先日は浅間山の噴火、そしてこの辺はフォッサマグナ地帯で、子供の頃から地震がくる地域だと言われて育ってきたので、グラグラとくると嫌な感じがします。)

本日のイベント第1部の「御諏訪太鼓、大江戸助六太鼓の共演 」が始まり、そろそろ撮影場所を決める時間です。残念ながら今日も風はあまり期待できそうになく、時々吹く微風も気まぐれで色々な方角から吹いています。こんな状況で風上を判断するのは難しいので、だったらという事で、初島の正面からの撮影にします。

野外音楽堂周辺の桟敷エリアは、中にいる人数の割りには広大に場所が確保されているので、今、演奏している太鼓は、一般の私達からは遠目でみるしかありません。演奏会場で燃やしている松明の煙が沖に向かって流れて始めました。このままの風向きだったら最高のコンディションなのですが。。。

(PM)
2部の花火打ち上げの時間がせまってきました。太鼓の演奏も最後の盛り上がりをみせてきたとき、突然、花火打ち上げが始まりました。1部をきっちり締め括ってから2部に移行すると思っていただけにちょっと面食らってしまいます。期待していた風は、またもや止んでしまい、雨上がりの湿度の高い状態の空に沢山の煙が停滞します。時々吹く微風も気紛れで、左に流れたかと思うと、それを戻すように右に流れたりで、空がクリアになる事がありません。我慢していた雨も時折ポツポツと落ちてきて今日もコンディションはいまいちです

約40分間、小型煙火も含めたスターマインが連続し、最後の水上スターマインです。湖上祭や新作の時に比べたら、初島からかなり近い場所からの点火です。会場に詰め掛けていた観覧客のほとんどは水上スターマインがあるとは知らなかったようで、点火されると驚きの歓声があがります。普段はあまり見られない、3号程度の小さな玉から始まりますが、あっという間に5号10号と大きくなり、久しぶりに感じる強い爆圧に花火の醍醐味を味わいます。水上スターマインを湖畔の初島正面で見るのは初めてで、その大きさに改めてびっくりさせられます。最後は来ていた観客の拍手で、この夏の諏訪湖の花火が終了です。

カメラを片付け終える頃には観客もいなくなり、駐車場で10分ほど待っていると、あっという間に車がいなくなり、その後も渋滞なしで帰宅したのでした。今日も煙で駄目だったですが、「水上スターマインを見て、帰りの混雑無し」は、ちょっとお得感がありました

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