安曇野わさび祭り花火大会


長野県穂高町 2003/8/2 20:00~ お薦め度:3 場所取り困難度:1 渋滞度:1


長い長い梅雨が明け、一発目の花火大会観覧です。長野県では過去2番目に遅い梅雨明けだそうですが、梅雨が明けた途端に気温が上昇して、早くも、だらけてしまいそうです。しかし吹く風はさすが信州、爽やかな風です。

本日の花火は、明日の信州安曇野わさび祭りの前夜祭として打ちあがります。もう何度も観覧している花火大会ですから、撮影場所も現場入り時間も良く知っている花火大会です。

(PM)
夕方7時頃の出発で大丈夫かなと思っていると、先週の上越の花火大会で一緒だったGochoさんから電話が入り、今日の花火観覧は穂高にしたというので、合流してから行くことにします。Gochoさんが来るまでの間、娘を遊ばせようと外に出ると、花火にはちょっと強めの南風が吹いています。我が家から打ち上げ現場までは15kmほど離れていますが、現場も同じ風向きだと、いつもの撮影場所では風下になってしまいそうです。暫く娘と遊んでいると、Gocho夫妻が到着し、しばし休憩です。

(PM)
外も薄暗くなり出発です。相変わらず強めの南風が吹いています。いつも撮影する場所は、今まで風下になった事はないのですが、今日は撮影場所を変えないといけないかもしれません。現場に向かう途中も、風向きを気にしながら進むのですが、木の枝は北に向かってなびいています。20分ほどで、現場到着です。車を降りてみると、あれだけ強く吹いていた風が止み緩やかな風が後ろ斜めから吹いています。やはりこちら側が正解かと、いつもと同じ場所で撮影準備に入ります。今回は、先週の上越市の花火で、初のデジカメに挑戦したスターマインが露出オーバーで思うように撮れなかったので、NDフィルタを用意して再挑戦です。ただデジカメはあくまでもテストなので、銀塩カメラもしっかり準備します。

(PM)
開始間際、3号くらいの呼び込み用の花火が打ちあがり、いよいよ打ち上げ開始です。昨年はこの穂高の花火で、レンズの調子が悪くなり、さらには思っていた以上に沢山の花火が揚がって、フィルムが無くなるという失態をおかしたので、フィルムも多め、レンズもチェックして撮影に望みます。娘は、私のカメラケースを椅子にして座らせると、意外にもおとなしく打ち上げを待っています。
今日の花火大会は、一般に配布するようなプログラム冊子は無いので、打ち上げ内容をみながらの撮影になります。去年と同じ構成だとしたら、スターマイン・最大5号までの単発打ち上げを何度か繰り返し、最後に音楽花火という構成になるはずです。
まずは予想通り、スターマインの打ち上げから開始です。撮影は慣れている銀塩カメラのほうが楽なのですが、今日はNDフィルタの効果をチェックしたいので、デジカメでも撮影しておきたいと、欲張り根性が出て、結局どっちつかず状態でテンポ良く撮影ができません。オープニングのスターマインが終り、煙の流れをみると、右から左に流れています。私達は後ろから風を受けているのですが、上空では違うようです。スターマインが終わると単発打ちになったので、一息おいて、単発はデジカメ担当で撮影します。デジカメにはバルブ機能があるわけではなく、固定シャッタースピードでの撮影になります。シャッタースピードを5秒くらいにしておけば、単発は比較的取りやすいのですが、冠菊だったりすると、これから伸びていくところで5秒経ってしまい、悔しい思いをします。単発で打ちあがるのは、最大5号までですが、しっかり芯が入っているものや、千輪菊もあり、見ていて爽快です。
スターマイン・単発と何度か繰り返し、打ち上げ開始から20分を過ぎた頃に、ワイドスターマインが打ちあがります。お祭りの花火であれば、これがエンディングでも充分満足なのですが、さらにこの後、音楽花火が打ちあがります。昨年は音楽花火がある事を知らずにフィルムを使い切ってしまったのですが、今年はちゃんと残っています。音楽が流れる前、ドドーンと打ち上げが開始され、暫くして落ち着くと音楽が聞こえてきます。昨年はスターウォーズのテーマだったのですが、今年はクラッシックの曲です。(クラッシックの知識は皆無なので曲名はわかりませんが、CMでも使われていた曲です)音楽花火は打ち上げ時間が長いのでデジカメで撮影します。5分ほどの打ち上げの最後に、再びワイドで華やかの打ち上げがあり終了しました。
今年は、昨年とほぼ同じようなプログラムで打ちあがった事は撮影にとっては落ち着けたのですが、デジカメとの両刀使いは、まだまだテンポ悪く今後の課題です。
片付けが終わる頃には、周りの車はみんな帰っていき、渋滞といえるほどの事もなく、家路につきました。

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