長野県茅野市 2006/8/13 19:30~ お薦め度:4 場所取り困難度:2 渋滞度:2
子供連れの花火観覧では遠方となる茅野市の花火大会です。1時間半たっぷりと花火が上がり、良質の尺玉が見られるもにもかかわらず、それほど混雑しないところが茅野の花火大会の良いところで、ここ数年は子供連れでの観覧が続いています。
(PM)
茅野に向け出発です。子供連れだと、出かける準備に費やす時間も、持っていく荷物の量も普段の2倍以上になるので、早め早めに準備を始めるのですが、どうしても遅くなりがちです。本日も16時過ぎには到着しようと思っていたのですが、やっと準備が出来たところです。
出発しようと車に乗り込むと、Gochoさんから電話がかかってきます。
「もう、こちらに向かってますか?」
「向かう気はあるのですが、まだ自宅です」
「では、場所取りしておきますねぇ。」
と、いう事で、場所確保は出来ましたので、あとは現場に向かうだけです。天気予報を見ると、雨の心配はなさそうです。
(PM)
高速道路・一般道路ともにスムーズで、無事会場に到着です。駐車スペースは、まだ余裕があり、3分の2は空いてます。駐車場の開場は年々早くなっていて、数年前は午後6時、昨年は5時だったのですが、今年は4時半頃に開場になったようです。
先に場所取りをしてくれたGochoさんにお会いして、私の三脚を立てて場所取り完了です。Gochoさん以外にも、全国の花火を追いかけている方々とシーズン最初にお会いするのが、ここ茅野というパターンが多いので、数ヶ月ぶりに話をしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。(茅野の花火大会の日記で、花火が始まる前の会場の写真が少ないのは、こんな事情があったりします)
子供達はというと、私の三脚の後ろにシートを敷いて、早速夕飯を食べています。本日の空模様は、雨の心配はなさそうなのですが、上空の風が強いようで、時々打ち上がる雷の煙がすごい勢いで横に流れていきます。
(PM)
茅野の花火の楽しみの1つでもある花火マニアな女性のアナウンスを合図に、花火大会の開始です。開幕スターマインをかわきりに、次々と打ち上げが進むのですが、なんとも「風」が強すぎて、写真撮影には辛い状況です。全国レベルの巧みの技で造られたまん丸の尺玉も、写真には、長円に写ってしまい非常にもったいないです。
プログラム前半が終わり休憩時間です。休憩時間を利用して、本日打ち上げを行っている地元煙火店の紹介が行われます。地元に全国レベルの煙火店がある事を知ってもらうよい試みだと思います。(勿論、三脚を並べて撮影している人達は、それを知って来ているのですが)
後半になっても、風の強さは変わりそうもありません。ここ何年かの茅野は、風が無くて困ったのですが、今日は、風が強すぎて困ってしまいます。
打ち上げも残り20分余りとなった時、ポツポツと予想外の雨が降ってきます。観覧客で気の早い人達は早々に引き上げ始めます。「この程度なら、まだまだ、大丈夫でしょう!」と持っていたタオルでカメラを保護し、撮影続行です。暫くすると、ポツポツ状態が一段増して、ポツポツポツ状態になってきます。ちょっと強くなってきたなぁって事で、ひとまず子供達は荷物を置いたままmooraと共に車に引き上げる事にします。
そろそろ、子供達が、車に到着したかなぁと思った途端、
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーー
あっという間に、頭もシャツもズボンも、びしょ濡れです。
「えっ! 何、この雨は?」
とあっけにとられるような大雨に、さすがに限界を感じ、カメラを片付け、車に走ります。
が、Gochoさんは、まだ撮影しています。「アッパレ!」
打ち上げ場所では、ラストのワイドスターマインが上がっていますが、雨に打たれながら、ただただ見上げるばかりです。カメラを車に置き、もう傘があっても、無くても、関係ないくらい濡れたので、雨が降りしきる中、傘なしで荷物を引き上げに戻ります。
さすがに、この雨ではもう三脚の列も無くなり、我が家の荷物だけがポツンと残され、雨に打たれています。泥まみれになった荷物を抱えなんとか車に戻ります。こんな瞬間的に大雨に降られたのは初めてで、大慌ての出来事です。いつもなら、花火終了後、1時間程は、みんなで談笑しながら時を過ごして、渋滞が解消するのを待つのですが、本日はそれも出来ず即解散となります。20分ほど待つと駐車場から脱出完了で、あとはスムーズに家路に着いたのでした。
後日談
たまたま、花火の時間帯の番組を録画していたのですが、8時45分頃、茅野地方に大雨警報が出たことがテロップに流れていました。気象庁のページをみると、この時、1時間に80mm以上の雨が降っていたようです。