水郷明科あやめの町花火大会


長野県安曇野市 2006/8/14 20:00~ お薦め度:4 場所取り困難度:2 渋滞度:2


3年前から毎年観覧している明科の花火大会ですが、なんと!今年の花火大会のポスターに、私とmooraが撮影した写真を使ってもらえることになりました。

(PM)
ポスター写真提供者ではありますが、特別席が用意される訳でもなく普通に場所取りに出発です。昨年は、18時到着の出遅れが響いて、場所取りに失敗(結局、雨で撤退でしたが)したので、早めに到着です。すでに打ち上げ場所の正面になる本部席付近を中心に場所取りシートが敷かれています。撮影するには本部席付近では近すぎるので、一般の人とは逆の一番遠い側を、今年は問題なく場所取り完了です。


(PM)
折角、自分の写真がポスターになったのですから、どのくらい貼られているのか街中を調査してみます。 約30分の調査の結果、24ヶ所でポスターを発見できました。なかなかの結果に満足です
ポスターが貼られている様子の大きな画像はこちら

(PM)
車に戻り、カメラ機材&子供達を連れて撮影場所へ移動しようとした時、Tsy君が現われます。数年前の明科の花火のときに、偶然目の前を歩いているTsy君を発見して以降、毎年待ち合わせはしていないのに、一緒に撮影している変な偶然関係の友人です。

今年はポスターと一緒にプログラムも事前に充分すぎるほど貰っているので、本部席には立ち寄らず、観覧場所に直行です。ちょうど去年、出遅れた時と同じ時間に観覧場所に到着ですが、昨年よりは空きが多い感じです。

ふと周りを見回すと、この会場ではあまり見かけない本格的な三脚を構えた人達がいるので、そっと偵察にいくと、各地の花火大会で良くお会いする花火愛好家の方ではないですか!こんなローカルな花火大会に来ているなんて珍しいので、「なんで?」と聞いてみると、私のHPを見て来てくれたとの事 嬉しさ半分、妙なプレッシャー半分を感じつつ、明科独特の撮影ポイントなどの話をしながら、しばらく花火談義です。

ほっておいた子供達が、おおきな声で私を呼ぶので、話は尽きないですが、それぞれの持ち場に帰るとします。

そろそろ撮影の準備をしようと、三脚の脚を伸ばすと、前夜の茅野で降られた大雨のせいで、まだ三脚のジョイント部分が湿っています。周りの迷惑にならないように、観覧場所のロープから一歩出たところで三脚を拭いていると、すぐさま警備員がやってきて、ロープ内に戻ってくださいと注意されます 観覧場所は、とっても厳しい指令がでているようです。

(PM)
灯篭が流れてきました。目の前の犀川は非常に流れが速く、あっという間に流れていきます。ここより下流の信州新町の花火大会でも灯篭が流れますが、こちらはダム湖になっているため、ゆっくり流れ非常に風情があります。

(PM)
打ち上げ開始です。ここ明科の花火は、5部構成で、打ち上げ開始前に1部の協賛者をすべて読み上げるので、待ち時間が非常に長いです。その変わり、打ち上げが始まると、次から次へと打ちあがるので、撮影が忙しいです。

明科名物の地上スターマインの打ち上げです。準備風景をみていたら、この地上スターマインの設置を一番最後までやっていました。川の下流側に斜め打ちされた玉は、あるものは地上50メートル付近で、あるものは水面ぎりぎりで開き、私の観覧場所から近い事もあり、大迫力です。スターマインの最後の数発は、5号玉(多分)となり、爆圧もガンガン感じます。

スターマインのプログラムのうち半数以上は複数個所からの打ち上げで、松本・安曇野地域で、一番規模が大きい花火大会だという事がよくわかります。ここの煙火業者の花火は、年に何回か撮影するので、打ち上げテンポもわかるようになり、なかなか快調に撮影できます。

と、「あ~あっ」と次女が叫んでいるので、様子をみると、飲んでいたペットボトルを倒して、シートの上が水浸しです

約1時間の打ち上げは、あっという間に過ぎ、ナイアガラからエンディングへと進行します。全長400mのナイアガラに火が点ります。風向きは終始良好なので、ナイアガラも綺麗に見えます。パン パン と音を立てながら、ナイアガラが1つ1つ終わると、流れ出した音楽に合わせ、小型煙火が小気味好く、打ち出されます。

実は、ナイアガラと裏打ちのスターマインを組み合わせた写真を撮ろうと待ち構えていたのですが、これではちょっと花火が小さすぎます。光が入らないようにレンズを覆い、大きめなスターマインが始まるのを待ちますが、音楽花火が想像以上に長く、もう、あきらめるか、と思ったときやっと打ちあがります。思えば、昼間に現場を見たときに、観客席から一番近いところに、小型煙火の筒が設置してありましたが、そこからは、まだ一発も打ちあがっていなかったので、ラストに打ち上がる事は想像できました。

すばらしいラストの打ち上げで、昨年の雨で退却した鬱憤が晴れ、気持ちよく帰る事ができます。駐車場に戻ると、予想通りの渋滞です。この駐車場からは国道に出るには何ヶ所か道があるのですが、駐車場から見る限りでは、一旦家とは反対方向に出た方が空いているようなので、ちょっと冒険してみることにします。駐車場からの脱出は簡単に成功して、スイスイと車を進めます。

が、

やっぱり、国道に出る交差点を先頭に長い車の列に遭遇です。しばらく時間をかけジリジリ進むと、抜け道らしき所を数台の車が入っていくので、どこに出るかはわかりませんが、ついていく事にします

が、ガーン。

道はどんどん細くなり、最悪な事に先頭が見えないほどの渋滞と遭遇です。様子がわからないままノロノロと進み、なんとか国道に出る事ができます。家とは反対方向にきたので、国道を、また花火会場方向に戻り、家に向かいます。途中、駐車場から国道に出る交差点を幾つも通りますが、どこの道もすでに渋滞は終了しています 結局今回の選択は、わざわざ最後まで渋滞する道を選んでいたようです。

次回からは、素直に一番近い道から国道に出て帰る事にします。国道に出た後は、交通整理に立っている警察官も暇なほど、混雑は一切なく、家路に着いたのでした。

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