長野県伊那市 2008/8/3 19:30~ お薦め度:4 場所取り困難度:2 渋滞度:3
今シーズン3回目の花火観覧です。
子供達も毎年大きくなり(当たり前か)体力もついてきたので、少しくらい遠い所でも連れて行けるようになりました。
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会場の伊那市へ移動です。ちょっと遅いお昼を食べて、まずは腹ごしらえです。
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打ち上げ場所近くのホームセンター駐車場に到着です。長野県の南信地方では、店舗の駐車場が花火大会駐車場になる場合が多く、とても便利です。
今日は、朝からどんどん気温が上昇して、おそらくこの夏1番の暑さになっているんじゃないでしょうか。まだ陽が高いので、子供達とmooraをホームセンターに残して、私とGochoさんは、プログラムをもらいに会場へと向かいます。今年から歩行者用通路がきっちり規制され、道路を横断するような事がないように、係りの人が立っています。会場のレイアウトは、ほぼ去年と同じで踊りステージ、大道芸・郷土芸能ステージ、それに食べ物類の露店が立ち並んでいます。
本部で、プログラムと団扇をもらい、一旦、車に戻ります。
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陽が傾きはじめたので、子供達もつれて、再びメイン会場へ向かいます。ちょうど大道芸ステージでショーが始まったようなので、早速見に行きます。今年のゲストは、大道芸人の「ももっち」です。ももっちは県内ローカルCMに出演中で、長野県内では有名人です。ゴム手袋を頭にかぶって鼻息だけで膨らませる豪快な芸からスタートして、ヨーヨーやシガーボックスの華麗な演技を見せてくれます。ショーの最後はローラーバランスです。筒の上に板をのせ、さらにその上に筒を置いて板をのせと、4段積み重ねた上でジャグリングを行う、ももっちの大技です。本気なのか?パフォーマンスなのか?「もし失敗して落ちたら、救急車呼んでね!」と言いながら演技に行い、見事成功して観客から大きな歓声と拍手が起こります。
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お祭り広場から車に戻り、観覧場所へ移動します。今回の観覧場所は、川の下流側をみると大玉の打ち上げが、上流側を見ると、音楽花火が見られます。下流側の打ち上げ場所は、尺玉でも28mmくらいのレンズでちょうど収まるくらい離れています。上流側の音楽花火・スターマインはかなり至近距離で、小玉中心の打ち上げとはいえ、すべては写真に収まらない感じです。
子供達は、花火撮影にはまってしまい、本日も一人前にカメラをかまえます。
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打ち上げ開始です。プログラムは83番まであり、単発打ち上げのほとんどが尺玉です。単発打ち上げは、プログラムが4、5番くらい連続になっていて、一気に打ち上がります。スターマインは、1つのプログラム毎、打ち上がる構成です。1時間半で83番まで打ち上げ終えるには、急ぐ必要があるらしく、単発打ち上げは、どんどん打ち上げられてしまいます。千輪菊などは開き終わる前に、次に打ちあがった昇り曲導が写ってしまい、シャッタータイミングが難しい間隔です。今年は、八重芯、三重芯の数が増え、見ごたえ満点です。
上流側から打ち上がるプログラムは3番あるのですが、プログラム6番で、本日1つ目の打ちあげです。普段は、花火にかぶりつきの位置で撮影することは無いのですが、今回のようにメインの打ち上げ場所とサブの打ち上げ場所があると、どちらかは、かぶりつきの場所が選べるので、2度おいしい感じです。最大でも2号程度だと思うのですが、頭の上に降ってくるような迫力は、なかなか味わえないものです。当然、写真には収まりきらず見て楽しみます。
長女は撮影が楽しくてしょうがないようなのですが、すぐにカメラの設定ボタンを触ってしまうので、「変な画面になったので、直して」とちょくちょく呼ばれ、自分の撮影に集中できず困ってしまいます。それでも、折角興味をもってくれたので、将来の撮影助手育成のために、やさしく対応してあげることにします。子供の対応、自分の撮影と慌しくしていると、あっという間に時間が過ぎ、打ち上げは残り2つとなります。プログラム82番は、伊那花火大会の1番人気、音楽花火です。音楽が流れはじめ、打ちあがり始めた場所は本日1番の至近距離で大大迫力です。子供達もさぞかしびっくりしているかとおもいきや、
寝てました・・・
頭の真上で広がる迫力は、やはりこの距離でのものです。大歓声の中、最後のプログラム、サマーナイト・イルミネーション・スターマインです。こちらのスターマインは、下流側なので、さっきに比べると、迫力では負けてしまいますが、エンディングにふさわしい豪華な打ち上げです。
あっという間に90分の打ち上げ終了です。
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打ち上げ終わると、周りの人達が撤収するのは早く、あっという間に私達家族だけが取り残されます。寝てしまった長女は起こし、次女は背負って車に戻ります。駐車場に戻ると、まだホームセンターのトイレが使えます。いろいろな花火大会に行きましたが、花火終了後まで、店舗のトイレが使えるようになっている場所はありませんでした。それなのに、ゴミを平気で捨てていくような輩がおらず、このマナーの良さがあって、店舗も協力してくれるのだと関心します。
すでに、駐車場は半分以上の車が家路についていて、国道153線さえ通らなければ比較的スムーズに流れます。ほとんどロスタイムなく、高速入り口まで到着し、無事家路についたのでした。
子供達の作品