第20回神明の花火


山梨県市川大門町 2008/8/7 19:30~ お薦め度:4 場所取り困難度:3 渋滞度:4


毎年、8月7日に開催される山梨県市川三郷町の神明の花火大会です。日にち固定で、なかなか観に行くことができないのですが、今年は休暇をとって観覧することにしました。
開催場所の市川三郷町は、人口2万人弱の小さな町ですが、神明の花火大会は、山梨県一の規模を誇る大きな大会です。

(PM)
ちょうど、出勤時間帯と重なり、「みんな、これから会社にいくんだねぇ」と思いながら、自分は休みをとって、好きな花火へ向かっている優越感にひたりながら、高速道路を南下します。
途中いったん高速を下り、Gochoさんと落ち合ってから再び高速を南下です。

(PM)
「十年一昔」なんて言葉は、最近は全く使われないのですが、さすがに8年ぶりだと、色々環境もかわっているものです。まず1つ目は、以前来たときには市川大門町だったのが、市川三郷町に変わっています。まぁ、これは、ニュースで知っていたのですが、交通環境ががらっと変わっていたのは今日初めて知ったのでびっくりです。8年前に来たときは、中央高速の甲府南ICで降りて、一般道を30分くらいかけて会場までいったのですが、中部横断自動車道が市川三郷町まで開通していて、増穂ICを降りれば、あっという間に会場入りです。(帰ってから、調べてみたのですが、開通は2年前の12月でした。)

(PM)
私は8年ぶりなのですが、Gochoさんは、ほぼ毎年この場所を訪れています。いつも大体同じ場所で撮影していたようですが、今回は早い時間についた事もあり、新たな撮影場所を開拓する事にします。
ナビとにらめっこして、良さそうな場所を探してみます。
何カ所か検討をつけて行ってみるのですが、いまいちロケーションが良くありません。1時間ほど、うろちょろしたのですが、ここだ!という場所は見付からないものの、まぁここだったら、いいかもねって場所を決めます。
ふと、遠くに目をやると、三脚が密集している場所を発見!あれれ、あそこはなんだ?と急いで行ってみると、なるほど、これはいい場所です。即決で本日はここからの撮影とします。

(PM)
花火打ち上げ開始まで、あと6時間30分。昼&夜のご飯まとめ買いの為、近くのスーパーに買出しです。ふと、お店の壁に目をやると「神明の花火 店頭にて販売します」とのポスターが!神明の花火の販売って何を売っているんだろ?観覧指定席?いやいや横に焼きとりって書いてあるし、なんだろう?結局、何を売っているかわからず、買出し終了です

夏真っ盛りで、気温はどんどん上昇して今日も30度を越えているでしょう。本当だったら、エアコンがきいた車内で優雅にお食事といきたい所ですが、ガソリン高騰の昨今、そんな勿体ない事はできないので、エンジンを切って、窓全開で汗流しながら昼食タイムです。

いろんな話をして過ごしますが、そんなにネタが続くわけでもなく



ちょっと日が傾いてきたので、周辺を散歩です。日陰に入ると、時折吹いてくる風が心地よいです。


(PM)
やっと、昼間の暑さも和らいできたので、そろそろカメラをもって撮影場所に移動です。
結構狭い場所に三脚が並んでいるので、お隣の方にご挨拶です。お隣さんは地元の方で、何年もこの場所から撮影されているそうです。折角なので、色々情報を教えてもらいます。どうやら、この場所は地元の花火写真愛好家には有名な場所らしく、この場所から撮影された写真が、何度かポスターにもなっているそうです。こうして初めて会う方でも、話が弾むのは、花火好きという共通点があるからで、これも花火観覧にやってくる楽しみの1つであります。

(PM)
いよいよ打ち上げ開始です。会場アナウンスは微かに聞こえる程度なので、プログラムは手放せません。オープニングの打ち上げが終わると、早くも2尺が、どどーんと打ち上がります。2尺玉はプログラムに書いてあるだけで6発。さらに数発どこかの打ち上げに混じって揚がります。撮影しているこの場所では風がほとんど無いので心配していたのですが、打ち上げ場所付近では横方向の風が吹いているようです。横風は、無風や向かい風よりは良いのですが、冠菊のように光が長く続く花火では横に流れた写真になってしまします。

プログラム中盤に2回に分けて、メッセージ花火の打ち上げがあります。僅かに聞こえるアナウンスを聞いていると、どうやら、ある男性がプロポーズをした模様。「来年からは家族として神明の花火 一緒にみよう!(プログラムより引用)」なんて、粋なプロポーズです。他のメッセージ花火と比べ明らかに豪華なスターマインが打ち上がり、彼の気合いの入れようが伝わってきます。司会の方も、このプロポーズ作戦を盛り上げてくれていて、打ち上げ終了後、プロポーズ成功!のアナウンスが流れます。 よかったですね

競技花火では、地元山梨、長野、東京から集まった5社で競います。業者名は発表されていますが、打ち上げ順は伏せての競技です。しかし、それぞれ業者の特徴がでた打ち上げなので、見ていると大体どこの業者か分かります。

打ち上げはラストに近づいてきました。テーマファイヤーからグランドフィナーレへと、豪華なワイドスターマインが打ち上がります。打ち上げ最中は、シャッターを押すのを忘れるほどです。
久し振りに訪れた場所で、前半は、花火と撮影のタイミングがうまく合わず手こずりましたが、このワイドスターマインの何枚かは手ごたえ良く撮影できます。

(PM)
21時20分。予定よりは20分延びで、打ち上げ終了です。
隣で撮影されていた地元の方に御挨拶をして、車に戻ります。公式駐車場の中でも、会場から遠い駐車場に停めたおかげで、10数分後には増穂ICから高速に乗ることに成功です。高速に乗ってしまえば、スイスイで、無事、自宅に到着です。高速道路が開通したことで、これだけ規模の大きい花火大会にもかかわらず、とても行きやすい花火大会となりました。

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