第102回長野えびす講煙火大会


長野県長野市 2007/11/23 18:00~ お薦め度:5 場所取り困難度:2 渋滞度:3


本日はmooraと子供達は留守番してもらって、Gochoさんと私の二人で長野へ向かいます。

(PM)
Gochoさん、我が家に到着です。最近はちょくちょく我が家に遊びにきてくれて、その度にお土産を持ってきてくれるので、子供達が楽しみにしています。本日も美味しいお菓子を貰い、子供達が興奮気味です。大人達もお菓子を食べながらしばし談笑タイムです。

(PM)
長野に向け出発です。高速道路に乗る前に、我が家の近所では有名な「おやき屋さん」で、おやき10個を購入です。えびす講には各地の花火会場でお世話になっている方達が集まってくるので、感謝を込めて長野県名産を食べてもらおうかと思ってます。

(PM)
順調に高速道路を走り、えびす講用の臨時駐車場がある長野地方卸売市場に到着です。シャトルバスの運行が15時からなので、まだ駐車場は空いています。以前は、会場すぐ近くのカネボウ跡地が公式の駐車場だったのですが、現在は数Km離れた長野地方卸売市場とエムウェーブの2ヶ所が公式駐車場となっています。 カネボウ跡地が公式駐車場で無くなったときは、面倒な事になったなぁと思ったのですが、今となっては帰りの渋滞が以前に比べぐっと少なくなり、良い面も見えてきています。

駐車場からは有料(片道300円)のシャトルバスが運行していてピストン輸送でどんどん運んでくれます。この時間であれば会場までの道路はまだすいているので10分程で会場に到着です。ちなみに会場近くのオリンピック施設「ビックハット」は、すでに閉鎖していますので、ここに車を停めようと思っても無理だと思います

(PM)
堤防道路を歩くと、すぐにIshiiさんに出会います。Ishiiさんには撮影場所を譲ってもらったり、花火のDVDを貰ったりでお世話になりっぱなしです。早速、出発時に買った「おやき」を差し上げます。

さらに歩くと、Nさん、Yさん、Oさん、Sさんと次々に出会いますが、まずは自分たちの撮影場所確保が気になるので、「撮影場所決まったら、また来ますね」と、挨拶だけして、一旦別れます。

多くのカメラマンは、打ち上げ場所に向かって、左側からの撮影のようで、すでに目ぼしい場所は隙間なく三脚が立ち並んでいます。私たちは右側からの撮影にします。こちら側はあまり人気が無く、一般の観覧客も、打ち上げが始まってから集まってくる感じの場所です。かなり歩いて右端まで来ました。打ち上げ場所を予測してカメラの画角を確認。この位置なら露店を一緒に写せるなぁ、手前に木があるけど、うまいことシルエットになって雰囲気を出してくれればいいなぁ等々、検討して、この場所で撮影する事にします。今年は例年に増して寒さが厳しく一旦、腰を下ろしたら立ち上がるので嫌になるほどの寒さで、しばし休憩とします

(PM)
買ってきた「おやき」を配りたいのですが、寒さで体が嫌々をするので、Gochoさんと相談した結果、今年は自分たちの夕飯にしようという事で意見が一致し、腹ごしらえとします。3時間以上も前に買ったおやきですが、出来立てホヤホヤだったので、今でも暖かさが残っています。


あっという間に、3個ずつをたいらげてしまいます

もうすぐ、打ち上げ時間なので、トイレを済ませておくことにします。今年は明らかに以前より人出が多く、歩くにも一苦労なのですが、さらにトイレが見当たりません。200mは歩いたのですが、まだ見当たりません。関係者と思われる人に場所を聞くと、来た方向を指差します。ん?無かったよなぁと思いながら戻ると、撮影場所の目と鼻の先にトイレがあります 無事、用をたして撮影場所へ戻ります。

(PM)
打ち上げ開始です。
毎年反省する事なのですが、ここえびす講は、いつも自分が予測していた場所と外れたところから打ちあがります。よーく筒の位置を見ておけば分かるはずなのですが、いつもちょいズレです。

そして今年も案の定、信州煙火の打ち上げ場所は思ったより左側(長野大橋側)で、青木煙火の打ち上げ場所は、思ったより右側(丹波島橋側)です明るいうちに、色々構想していたものが早くも崩れますが、そこはなんとか経験でカバーすることにします

打ち上げプログラムは、打ち止めまで入れて52プログラム。これ以外に、十号玉新作花火コンテストが途中にあり15発の十号玉が打ちあがります。

打ち上げ方の基本的なスタイルは、以前からあまり変わっていないのですが、100回の記念大会からワイド打ちを沢山取り入れるようになっています。ワイド打ちは、見ている時は勿論のこと、写真にしたときも迫力があるので、好きな打ち方です。ワイド打ちは、音楽と一緒に打ち上げるミュージックスターマインで、ここ数年で、音楽とのシンクロ具合が非常に良くなっていて、見ていてかなり気持ちが良いです。えびす講名物の十号玉十発一斉は3プログラムもあり、さらに七号十発一斉打も追加されています。初めて十号玉十発一斉を見たときには、全くタイミングがつかめず失敗写真でしたが、だんだん撮影にも慣れてきて、それなりの写真が撮れるようになってきました。
えびす講は、自分の中での年間最高傑作の1枚が撮れる花火大会で、やはり今年も期待通りのすばらし花火の連続で大満足です。

(PM)
19時40分、寒さに気を使ったのかやや早めに打ち上げ終了です。
帰り支度をしようと、カメラバックを持ち上げると、なっなっなんとバックに霜がついて、真っ白です

片付けをしてシャトルバス乗り場でバスを待ちます。数台のバスでピストン運行をしているのですが、私の目の前で満車となり、1台バスを待ちます。それでもバス停に並び始めてから約1時間後には駐車場に到着です。駐車場からは、「渋滞なし」というよりは、道路に車がいない状態の道を家路に着いたのでした。

家に着き、早速、写真の確認です。フィルムの時代は、数日後に写真をみることになるので、興奮も冷めてしまうのですが、デジタル一眼になってから、数時間前の興奮状態のまま、すぐに写真を確認できるので、とても便利になりました。

ワイド打ちの写真は、想像通り豪華で、これいいねぇという写真も何枚かあります。

が、

よくよく写真をみると、なんだこれは?
あーー、安いレンズがここに来て、欠点を露呈したかーーー。

実は今年から、35mmフルサイズCMOSセンサーのカメラで撮影しています。さらに、今回は今まで使った事がない値まで、絞り込んで撮影したのですが、どうもこれらが原因で、安物レンズの性能限界を超え、光学的な悪さをしてくれたようです。点光源の周辺でフレアよりもっとたちの悪い邪魔者が沢山発生しています。試しに、家の蛍光灯を撮影してみると、絞りがある値より大きくなると悪さを始めるようです。

「もうそろそろ、一生使える良いレンズを買っても、よいだろう!」

そう、決心したのでした。

時は過ぎ、2008年2月。

今まで使っていたレンズが4個以上買える値段を支払い、ついに我が家に待望のレンズがやってきました。

早速、同じように蛍光灯撮影の実験をすると、旧レンズで悪さが始まる絞り値でも、新レンズでは完璧な画像です。

これで、今年は、機材で言い訳は出来なくなりました。

いい花火写真を撮ります宣言を、ここに致します

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