長野県安曇野市 2010/8/14 19:30~ お薦め度:4 場所取り困難度:2 渋滞度:2
今年で4回目となる安曇野花火大会です。朝6時に実行委員の方々が集合し、会場準備が始まります。私も関係者の皆様へのご挨拶と撮影場所の下見の為に会場へと向かいます。朝からどんよりした曇り空で、降ったり止んだりを繰り返していますが、会場に着いた時はなんとか止んでくれます。
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ちょっと気合をいれすぎたか、5時40分に現場到着です。6時の実行委員長の挨拶のあと、各役割に別れて作業開始です。あっという間に有料席と一般席の間にフェンスが置かれていきます。さらに有料席の中は仕切り用のロープが張られていきます。
私は会場周辺を歩いて撮影場所の下見です。天気予報だと夜は南風なので、風向きも考慮しつつ場所を探します。
(AM)
実行委員の皆さんの朝食休憩です。知り合いの方々にご挨拶して、一旦、戻る事にします。
(PM)
Gochoさんと待ち合わせをし、再び会場に向かいます。が、再び雨です。。。 かなり強く降っていますが15分ほどすると小降りになってきました。典型的な夕立の降り方なので、これで天候も落ち着いてくれると思っていたのですが。。。
(PM)
雨が上がったので、朝、目星をつけておいた場所へ向かいます。
「あれ? 私の周りは誰も場所取りしてないじゃん」
写真撮るにはいい位置だと思うのですが、一般の観覧客には興味なしの場所のようです。朝6時に下見して、10時間経っても空いてる場所って。。。ちょっと複雑な気分です。
(PM)
シャトルバスの運行が始まり、続々と会場に人が詰めかけてきます。Mooraと子供達もやってきました。私が場所取りしておいた人気の無い場所で夕飯とします。
(PM)
人気の露店やトイレには、長い列が出来ています。
打ち上げ場所の真正面は、協賛者席と有料席になっています。それ以外は自由席となっていて、特に有料席の北側は広大です。続々と観覧客がやってきますが、まだまだ収容出来ます。
子供達の撮影の準備をし、自分の準備も終了です。Mooraだけが、「なんか変!」と言っているので見ると、レンズの設定がマニュアルになってないだけです
(PM)
風向きが変わってきました。昼間とはガラッと変わり北からの風を感じます。ここ何年か、天気予報は南風予報なのですが、実際は北、もしくは東風です。今年も天気予報はハズレです。
打ち上げ前のセレモニーが始まりました。実行委員長や来賓の方々の挨拶、消防のラッパ隊の演奏のあと、打ち上げとなります。
(PM)
7時26分。カウントダウンと共に開幕です。
まずは、冠菊の尺玉が一発打ち上がり、すぐさま5ヵ所からのワイドスターマインです。入念に、筒の位置を確認したおかげで、バッチリ撮影成功です。
今年のテーマは、「Color」。青黄紫緑赤の5色を使った5部構成となっています。各部の間には、花火イルージョン、お祝い花火、キャラクター花火 Art of Fire(芸術花火)が打ち上がり、最後はみんなお待ちかねの音楽花火です。
第一部の「青」です。風はいい感じに吹いていてクリアな視界です。毎年テーマが変わると打ち上げ方も変わってくるので、まずは1部で打ち上げ方をつかんでおきます。
キャラクター花火、スイカやトンボそして冬になるとこの会場の御宝田池にやってくる白鳥のキャラクター花火が音楽と共にあがります。先日の水輪花火と同じ音楽なので、我が家の子供達は反応良く喜んでいます。
プログラムは、2部「黄」、花火イルージョン、3部「紫」、お祝い花火と続き、4部の「緑」と進んだ時、ポツポツと雨が!すぐに止んでくれる事を祈りつつ、撮影続行です。が、5分もしないうちに、雨足が一気に強まり撮影中断です。カメラやカメラバックを避難させ、家族4人で2本しか持ってこなかった傘に入り、しばらく様子見です。長女はそんな中でも、私の傘の下で撮影を続けています。カメラが壊れたら修理費が・・・とかのいらぬ心配をしないからという事もあるでしょうが、なかなか根性があるなと関心もさせられます。どんどん強くなる雨に早々と帰り支度を始める人々が出てきました。
プログラムは、 Art of Fire(芸術花火)まで進んでいます。八重芯、三重芯、四重芯と素晴らしい出来です。さらにもう一発。順番でいけば「五重芯」です。その開いた姿は、私の目には確かに五重でした。もし、違っていたとしても、五重芯でいいです!そんな、すばらしい打ち上げ中にも雨は降り続け、撮影断念中の私は、娘に「このプログラムは、ちゃんと撮っておけよ!」とエールを送っていたのですが、どれも上手く撮れなかったようです。と、ここで娘のカメラが痛恨のバッテリー切れです。私のおさがりのカメラで、バッテリーもかなりくたびれていたので、280枚撮影したところで力尽きました。
と、いう事で、傘持ちを娘に変わってもらい、残りは私が撮影する事にします。三脚を娘の身長まで下げ、中腰しで撮影です。打ち上げは、もう最後の音楽花火を残すのみとなっています。中腰で何度も画角を確認しながらの撮影は出来ないので、一度カメラ位置を決めたら、最後まで上手く撮れる事を信じ、シャッターのみを押すことにします。
音楽が静かに流れ始め、最後の音楽花火の開始です。あとは、運にまかせて、シャッターを切るだけです。この音楽花火の1つのプログラムだけとっても、今年のテーマColorを存分に感じられる内容の打ち上げです。安曇野花火の締め括りといえば、錦冠菊の連打・連打・連打です。最後はこの連打になるって分かっていても、実際に始まるとやっぱり感動する打ち上げです。今年も、さすがです。
(PM)
打ち上げが終わり、レンズをみると。。。「うわー、ものすごい水滴が」 当然、写真にも至る所に水滴の悪さの後が残っています。これも、記念か!と思い直し、帰り支度にとりかかります。
1,2年前は途中で寝てしまって大きな荷物でしかなかった子供達も、しっかり荷物を持って歩いてくれるようになり、こんな所で子供の成長を感じたりします
この雨で早く帰った人がいる事も影響しているでしょうが、花火終了1時間後には、シャトルバスも最終便となり、渋滞もほとんどなく、快適に家路についたのでした。